三番茶を摘採する園【三番茶】摘採(整枝)直後
- 基幹防除は確実に。
- 補完・臨機防除は発生と被害を予測して判断。
- 地域・気象条件などにより茶の生育及び病害虫の発生状況は異なります。
本資料は参考事例として
お使いください。
三番茶(摘採園)【三番茶】摘採(整枝)直後
基幹防除
輪斑病
- 摘採・整枝作業により傷感染し、葉・枝梢の切口に発病。降雨時の作業は発生を助長する。
- 摘採・整枝直後の薬剤防除が必要であるが、労力、ドリフト問題などで実施はかなり厳しい。
- 気温が高く、降雨が続く時期は、雨天時摘採となるため多発する。本病害は秋芽生育期の新梢枯死症の発生に関与するため、防除は重要。
- 摘採・整枝直後散布で有効な薬剤と3日後までの散布で有効な薬剤があるので注意する。
防除方法
-
摘採・整枝直後(~3日後まで)に、適切な薬剤を選択し防除する。
※ダコニール1000を三番茶後に使用した場合、秋芽には使用できません。(ダコニール1000の使用回数は各茶期1回)
- ストロビルリン系薬剤(QoI剤)の耐性菌が発生している地域では他系統の薬剤を使用。
- 耐性菌未発生地域も使用回数は年1回に抑えること。耐性菌が発生・心配な場合は、摘採直後(当日)のダコニール1000散布が効果的です。
補完・臨機防除
チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ
- 雨が明け、晴天日が続くと増加する。直接的な被害は少ないが、秋芽生育期の発生に関与するため、防除による密度低下に努める。
防除方法
- 茶園の密度が高い場合に防除。
チャトゲコナジラミ・クワシロカイガラムシ
防除方法
- 発生が多い場合は二番茶後に浅刈り、深刈り更新し、ふ化後若齢幼虫期に防除する。
現実的な輪斑病防除の方法
摘採当日、もしくは3日後までの散布が推奨されていますが、散布が難しい場合も…
そんな時に役立つ現実的な防除方法があります!
輪斑病をしっかり抑えましょう!
そんな場合は「せん枝+ダコニール1000」!
摘採1週間後頃に行う整枝を、摘採面から1cm程度深くし、直後にダコニール1000などを散布する。
データで見る“せん枝+ダコニール1000による輪斑病防除”