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【一番茶】越冬期・萌芽前

  • 基幹防除は確実に。
  • 補完・臨機防除は発生と被害を予測して判断。
  • 地域・気象条件などにより茶の生育及び病害虫の発生状況は異なります。
    本資料は参考事例として
    お使いください。

越冬期

補完・臨機防除

赤焼病
  • 細菌病。発生は突発的で、発生後のまん延が激しい。主に冬から春先の強い季節風などによる葉の傷口や気孔などから感染すると考えられ、整枝や管理作業などで伝染・拡大する。
  • 過去に発生がみられた地域では、茶園を見回り黒褐変したスポット状の初期発生を早期に確認する。
  • 秋冬期にハダニやチャトゲコナジラミ防除でマシン油乳剤を散布する場合、散布時期によっては茶樹の耐凍性が低下することがある。したがって、マシン油乳剤は茶樹が耐凍性を獲得後に使用、もしくは赤焼病の発生が懸念される場合はマシン油乳剤散布の数日前に銅剤を散布する。

防除方法

  • 初発生確認後や強風雨直前・直後、春整枝直後などに早めの防除を行う。
  • 発生すると蔓延が激しいため、3月末頃まで15~20日間隔で2~3回防除する。
クワシロカイガラムシ

防除方法

  • 5・7・9月の幼虫ふ化最盛期の薬剤防除の他、「越冬雌成虫休眠期防除」も有効
クワシロカイガラムシ防除

【一番茶】萌芽前

基幹防除

春ダニ:カンザワハダニ(サビダニ)
  • 春期は一番茶期頃に増加。
  • 一番茶の減収。品質低下をもたらす。
  • 平均気温が8~10℃以上になる2月下旬頃から雌成虫は休眠から醒め、体色も濃赤色に変わり本格的に産卵を開始し、増殖する。
  • 秋冬期、越冬期の気温が高いと越冬密度が上がり、3月から一番茶期に降雨が少なく、乾燥した温かい天候が続くと多発する。
参考:秋期のカンザワハダニ防除

春ダニ防除はここに注意

  • 平均気温が10℃を超える頃(3月上旬・増殖開始期)に殺卵・殺幼虫効果が高く、残効性の長い薬剤で防除。
  • 速効性で殺成虫効果主体の薬剤は一番茶摘採期頃に発生を増加させるため、この時期の使用を避ける。
  • 天敵類(カブリダニ類など)に影響の少ない薬剤を選ぶ。

防除方法

  • 多発すると防除効果は低下。一番茶の減収・品質低下を招く被害を防ぐため、発生初期の防除が重要。
    裾葉100葉位を採取し観察。寄生葉率5%以上・成虫・幼虫が10葉当たり1頭以上、幼虫・卵が増え始めている場合は直ちに防除する。
  • 十分な散布量で、この時期寄生の多い裾部や葉裏によくかかるように散布。展着剤を加用すると、ダニ及び葉裏への薬液の付着が高まり効果が安定する。
  • サビダニ類の発生の恐れがある園では同時防除できる薬剤を選択する。