チャノミドリヒメヨコバイ(ウンカ)
幼虫
初期吸汁痕
赤葉枯れ症状
- 二番茶期から発生が多くなり、秋芽生育期まで発生。晴天・乾燥が続くと多発。
- 成虫で越冬し、年8回程度世代を繰り返す。成虫の生存期間が30日程度と長く、その間連続的に産卵するため、二番茶以降は成虫・幼虫が混在。
- 成虫・幼虫ともに新梢の葉や茎を吸汁加害。乾燥すると急増。
- 被害新芽は黄化・萎縮し、褐変枯死し、収量、品質への影響が大きい。越冬葉層となる三番茶もしくは秋芽の被害は翌年一番茶収量・品質に大きく影響する。
防除時期と注意点
- 二番茶/萌芽~1葉期
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三番茶を摘採しない園
- 三番茶/萌芽~1葉期、3~4葉期
- 秋芽/萌芽~1葉期
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三番茶を摘採する園
- 三番茶/萌芽~1葉期、摘採(整枝)後
- 秋芽/萌芽~1葉期、3~4葉期
防除のポイント
- 芽の生育初期の加害は被害が大きくなるので萌芽期頃の防除が重要です。
- 雨が少ないと多発します。
- 本害虫(及びチャノキイロアザミウマ)だけを防除する場合は摘採後から萌芽期に、チャノホソガと同時防除する場合は萌芽~1葉期に防除しましょう。
- 秋期は増殖が速いため、残効性の長い薬剤で2回程度防除が必要です。
チャノミドリヒメヨコバイ・チャノキイロアザミウマの発生が予測される場合
- 萌芽から新芽生育初期の加害は被害が大きくなるため、忙しくても萌芽期頃に防除。
- 殺菌剤は萌芽期散布でも効果を発揮するダコニール1000がおすすめ。
※ここで殺菌剤に求められるのは、治療的効果ではなく、予防効果とその持続性(残効)です。
データで見る“ダコニール1000が常備薬として活用されている理由”